お盆飾りにきゅうりで馬を、なすで牛を作りましたね。
精霊馬と呼ばれる、ご先祖様の送り迎えの乗り物です。
無事、ご先祖様を送り届けてお盆が終わると処分しなければなりません。
きゅうりとなすとはいえお盆飾りですし、何かしら特別な処分が必要なのか……?うちでは今まで普通に捨てちゃっていたと思います。
ということで、精霊馬の処分方法について調べてみました。
お盆のきゅうりとなすの処分方法は3パターンぐらいある
1.川や海に流す、土に還す、燃やす
以前は役目を終えた精霊馬は、綺麗な川や海に流したり、土から生まれたものですので土に還すなどしていたそうです。
また、家で他のお盆飾りと一緒に燃やすこともあったそうです。
しかし今の時代では、川や海に流したり家で燃やすというのは難しいですね。
そんな場合は……
2.お寺で処分してもらう
お寺で、お焚き上げなどで精霊馬を含むお盆飾りやお供え物を処分してもらえる場合があります。最寄りのお寺に相談してみましょう。
3.白い紙で包み、塩で清めて捨てる
一番手軽に出来る方法です。
白い紙(出来れば半紙、あるいはキッチンペーパー等)に包むか、味塩以外の塩で清めてから生ごみとして処分します。
うちでは普通に生ごみとして処分していましたかね~?
今年は白い紙に包んで捨てよう。味塩以外の塩はありません!味塩でいきます!ごめん!
食べるのはNG?
きゅうりとなすなので、お盆が終わったら食べるのはどうだろう?と考える方も少なくもないのでは……。
馬・牛作りに失敗したきゅうりとなすは食べちゃっていましたけど、やっぱり精霊馬として役目を終えたきゅうりとなすは食べるのはダメですよね~。
お盆中穴開けて飾っていたものなので、そもそも食べられる状態にないかもしれませんが。
ちなみに、仏壇や盆棚にお供え物は、お供えした後は皆でありがたく頂くのが良いとされています。
しかし、精霊馬は乗り物として置いているものなので、お供え物とは考え方が違うかな?と思います。
ご先祖様が乗ったものですし、役目を果たしてくれたお盆飾りなので上記の方法で処分しましょう!
精霊馬のきゅうりとなすの処分方法
- 海や川に流す
- 土に還す
- 燃やす
- お寺に処分してもらう
- 白い紙に包み、塩で清めて捨てる
食べるのはNG