お盆には、精霊馬と呼ばれるきゅうりの馬となすの牛を作りますよね。
ご先祖様を送り迎えする乗り物です。
毎年、
きゅうりとなすのどっちが頭か?
ヘタの方か逆か
どういう向きに飾るのか?
置き方と置き場所
を忘れてしまって調べるので、メモしておきます!
※地域や宗派、家庭によって異なります。
きゅうりとなす 馬と牛の頭はどっち?
Q.きゅうりとなすの、ヘタ(茎)のほうとその逆の、どちらが頭(顔)でどちらがお尻になるのでしょうか?
A.どうもヘタ(茎)側を頭部に見立てるのが一般的なようです。
まあ実がなっている様子を思えば、ヘタの方が頭なのは当然でしょうか?
でもきゅうりやなすの形によっては、こっちのほうが頭っぽいな……とか思っちゃいます。
最近は、野菜を使ってオリジナル精霊馬を作ったり乗り物のおもちゃを精霊馬にしている人もいますね。
大事なのは形式ではなくてご先祖様を思う気持ち。
でも、ご先祖様がこれには乗りたくない!と思っちゃうような精霊馬はダメかも!笑
きゅうりの馬となすの牛を飾る向きは?
精霊馬を飾る向きや置き場所についてはいくつか見つかったので書いておきます。
盆棚(精霊棚)に飾る場合
一般的には盆棚に飾ると思います。
我が家もコレです。
その際、精霊馬は
迎えるときは内向き、送るときは外向きに置きます。
盆棚に迎えるので、迎えるときは盆棚向きということですね。
仏壇に飾る場合
精霊馬を仏壇に飾る場合も同様に、
迎えるときは内向き、送るときは外向きです。
東向き 西向き
他にも、
ご先祖様は東から来るのできゅうりは西向き、なすは東向き
という置き方もありました。
ちなみに仏壇は西を背にして東向きに置くそうです。
そのように置かれていたら、内向き外向きという感覚でいいかもしれません。
玄関向き
ご先祖様は家の入り口から入ってくると考えられるので、迎えるときは玄関の方向に向かせるという置き方もありました。
なお、ほおずきの置き方、飾り方はこちらで紹介しています。
まとめ
- お盆飾りのきゅうりとなすは、ヘタの方を馬や牛の頭とする。
- 精霊馬の向きは、ご先祖様の乗り物だということを考え、
迎えるときは内向き・送るときは外向きとするのが一般的。