11月の第3木曜日になると解禁され、日本でも(日本では?)大盛り上がりになるボジョレーヌーボー。
え?ボジョレー・ヌーボー?
ボージョレ・ヌーボーじゃなくて?
そうそう、解禁の時期になるとボージョレ・ヌーボー、ボジョレーヌーボーと言われますが、何か違いがあるわけ!?
お店に書かれている名前と、アナウンサーが読んでる名前と、オカンが言ってる名前と……全部違うんだが!?
と疑問に思う人も少なくないはず。
ボジョレー・ヌーヴォーとかヌボーだとかヌーボだとか……いったいどれが正しいのかはっきりして!
違いはない
大体予想がつきますように、ボージョレ・ヌーボーでもボジョレー・ヌーヴォーでも違いはないのです。みんな11月第3木曜日に解禁されるワインBeaujolais nouveauをあらわしたもの。
ボジョレーやボージョレ、ヌーボーやヌーヴォというのはフランス語を日本人が読んだときの、カタカナ語にしたときのゆらぎに他なりません。
チームなのかティームなのか、
ユーザーなのかユーザなのか、
アメリカンなのかメリケンなのか
ハーマイオニーなのかハマイオニーなのか
……みたいなものですね。(全然良い例が思いつかない)
フランス語に忠実=正しい発音はどれ?
じゃあ一番フランス語近い発音はどれなわけ?
といっても、他言語を正確に日本語であらわすというのは難しい(出来ない)こと。
まずはフランス語、Beaujolais nouveauの発音を聴いてみましょうか!
いでよ!Google翻訳!
Google翻訳にBeaujolais nouveauを入力して発音を聴いてみます。
(スマホだとBeaujolais nouveauって入力反映されてないかも。)
→ Google翻訳フランス語でBeaujolais nouveau発音をチェックする!
いかがです?
私が聴いて、カタカナにしてみると、こんな感じ。
[ブフォ]ってなんだよ!ブフォオwwwってww
いやいや~、結構いい線言ってると思うんだけどな~。
ブフォはあれや、フランス語独特のあのコポォみたいな発音のやつや!
また「発音ガイドForvo」というネイティブスピーカー投稿型発音辞書サイトにも、フランスのネイティブスピーカーが発音したBeaujolais nouveauがありました。
こちらも聴いてみましょう。
→ ForvoでBeaujolais nouveauのネイティブ発音をチェックする!
こっちは結構カタカナとして聞き取れやすいような発音!
まあフランス語を聴いてみると、ボージョレ・ヌーボーでもボジョレー・ヌーヴォーでもいまいち発音が一致しないということがわかりますね。
ボジョレー、ボージョレどっちを使ったらいいの?とお悩みの方は、フランス語を聴いてみてこっちのほうがそれっぽい!と自分で思ったほうを使ってみるのはいかがでしょうか。
日本で正しいのはどっち?
フランス語はわかったから、日本でのカタカナ表記は統一されてないの?
例えばソムリエ協会が使っているのは「ボージョレ/ボージョレー」。
ボーと伸ばすタイプで、新聞もこちらを使うことが多いです。
これはBeaujolais nouveauの英語的読みを採用している例。
「ボジョレー/ボジョレ」は、テレビや雑誌、コンビニやワイン売り場など店舗で使われることが多い読み。
とのこと。
うーん、ソムリエ協会はボージョレを使っているけど、特に統一はされてない模様。
ま、どっちでも違いはないですからね!好きなほうを使えば良い、に帰結しますわな。
▼こちらもどーぞ。