赤ちゃんと過ごす初めての冬……(´ェ`)
という方もそうでない方も気になる、赤ちゃんの冬の睡眠時の暖の取り方。
「寒くないのかな?大丈夫かな?」ついつい心配になる親心。
電気毛布を掛けてあげよう!と考える人も……
でもそれ、絶対にやめてください!
赤ちゃんに電気毛布がNGな理由、赤ちゃんにNGな暖の取り方、
赤ちゃんのための冬の環境とおすすめの布団の暖め方をご紹介します。
目次
赤ちゃんに電気毛布はやめて!どんな影響が?
冬の赤ちゃん(乳幼児)の睡眠環境
寒いよなあ……と思って電気毛布を使うのは絶対NGです。
なぜなら赤ちゃんは……
- 基礎体温が高い
- 体温を調節する力が発達していない
- 暑くても自分で布団を動かせない
から。
そのため……
- 脱水状態になる
- 温かくなりすぎる
- 低温やけど
- 肌が乾燥する
- あせもができる
などの影響、症状を引き起こす可能性が高いです。
毎年のように、電気毛布で脱水症になり病院に運ばれる赤ちゃんはいます。そしてそのまま亡くなってしまう子も……。
そもそも赤ちゃんは体温が高いので、自分(大人)の感覚で寒いというのはそれほど気にしなくても良いことなのですね。赤ちゃんは心配をよそにポカポカしています。
※
体温調節の難しい赤ちゃんは、熱を発するものが上にかかっていたらどんどん温かくなってしまいます。暑いと思っても、なかなか自力でどかせるものではないですしね。
※
ずっと触れているものなので低温やけどになることもありますし、乾燥を促進してカサカサ、アトピーの悪化なども起こしやすくなります。
※
汗が出て冬なのにあせもになる、という子も多いですね。
同じ理由で、電気毛布の他にも
- ホットカーペット
- 湯たんぽ
- こたつ
- カイロ
は、乳幼児には使用しないようにしましょう。
でも赤ちゃん寒くない?冬の良環境とは
赤ちゃんは元々体温が高いので、電気毛布などは必要ありません。
肌着やベストなど服と、毛布など普通の布団で調節してあげるのが一番です。
赤ちゃんの手足ってとっても冷たいので、「これ冷えてるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そういうものなので心配いりません。
体部分、おなかや背中が暖かければ大丈夫。
手足から熱を発散して体温調節しているせいで冷たいのです。
手足が冷たくて寒そうだからといって手袋や靴下を履かせるのも、体温調節が上手くできなくなってしまうので控えましょう。
それから冬の暖は、これらのような直接的なもので暖めるのではなく、ストーブやエアコンなどで部屋全体から間接的に暖めて調節しましょう。
乾燥を防ぐために風は直接当てず、加湿器や洗濯物、濡れタオルなどを使用して加湿も十分に行いましょうね!
赤ちゃんに最適な冬の室温は18~23度くらい、湿度は40~60%くらいです。
赤ちゃんの布団、ベットの近くに室温・湿度計を設置して注目しておくことも大事ですね。最適な範囲に印が付いているものも売っていますから、分かりやすくて便利ですよ。
布団を温める方法
電気毛布などを使わずに赤ちゃんの布団を暖める方法をご紹介します。
抱っこしていて、眠ってから布団に置くときに急に冷たくなるのはかわいそうだなあ。と思いますもんね。
冷たさのせいか、違う感触のものに接触するせいか、人の腕の中から離れるせいか……寝た!と思っても布団に移すのが大変なんですよね。起きちゃうことがありますもんね~。
高センサー!
毛布などを敷いておく
敷布団を夏のようにひんやりするシーツではなく、毛布を敷いたり、暖かい素材の敷きパッドに変えましょう。
我々でもよく分かることですが、ひんやりすることがないのでかなり違いますよね。
姪っ子の場合はは毛布の上に、対角線上になるように寝かせて、3つの角を包むように折って載せていましたね。その上に薄いフリース毛布、状況に応じてさらにその上にふんわりと布団って感じでした。
タオルごと抱っこしておく
タオルや毛布ごと抱っこして、寝かせる時にはそのまま寝かせます。
ぬくもりを纏ったタオルや毛布が敷かれることになるので、かなり自然に移行できそうです。
座っておく
抱っこしているときに、寝かすところに自分が座っておきます。
自分のお尻の体温で温まった、自然のぬくもりを赤ちゃんに……♪笑
添い寝する
ある程度したら、一緒に添い寝するのも良いです。
赤ちゃんの体温も分かりやすく、すぐそばにいるので親も安心して寝られると思いますよ。
一緒に寝ると、親もあったかいですしね。赤ちゃんは天然湯たんぽです。ぽかぽか。
姉の話ですが潰したりすることは、不思議としないらしいですね。ママセンサー!
泣かずにすんなりと赤ちゃんも安心して眠れるし、ママとしても近くにいて安心、お世話にも便利……、添い寝いい!!と言っておりました。
危険性もありますが、ママの場合はそんなに心配ないでしょう。パパは危険です(笑)
あとは自分と赤ちゃんと要相談でどうぞ(^_^)
電気毛布で暖めておく
もし電気毛布などを使うのなら、
電気毛布で赤ちゃんを暖める、のではなくて、布団を暖めておく。
温めておいて、寝かせる時には消してどかす(使わない)。
湯たんぽも同様に、入れて温めておいて、寝かせる時にどかす。
寝返りを打たないからといって、足元に置いておくとかじゃなく、完全にどかしてしまって下さい。何があるか分かりませんからね。
湯たんぽはピンポイント過ぎて、温まったところに赤ちゃんを置くと、動かないので背中が暑くなりすぎる、蒸れるということになりかねません。あくまで、ぬるめで。
まあ、赤ちゃんにこれらをわざわざ使う必要はないということが結論ですね^^