楽しい旅行やドライブなどでお世話になる乗り物。
レジャーは楽しくて良いのですが、あまりに長時間のっていたりすると乗り物酔いになってしまいますよね。
この乗り物酔いは子供はもちろん、大人になっても発生するものです。
乗り物酔いになると楽しい時間も途端に我慢の時間になりますよね。子供の乗り物酔いは、親としても心配になるものです。
そこで、乗り物酔いの克服方法を実践してみてください。
100%の克服ではありませんが、かなりの効果を実感できると思います。
目次
乗り物酔いの原因
そもそも乗り物酔いの原因はなんなのでしょう。これは脳の情報のズレが原因で乗り物酔いになるのです。具体的にはバランスや平衡感覚をつかさどる三半規管と、目からの視覚情報がずれているからです。
例えば車の中で本を読むとします。
本を読むという行為は日常でも行っていますし、目からの視覚情報は体は静止状態と認識します。ところが実際には車の移動によってGがかかっていますし、三半規管からの情報は体が動いていると認識します。
このように体が静止状態と動作状態という、ごっちゃな情報が脳に入ってきて脳が混乱して自律神経が乱れるのです。
その結果乗り物酔いとなるのです。
あとは精神的なことも関係しています。
「乗り物酔いになるかも…」という心理的な心配やプレッシャーによって、本当に乗り物酔いになりやすくなるのです。まさしく「病は気から」という言葉ですね。ですから「乗り物酔いは大丈夫!」という安心感をもつことも大切です。
また嗅覚でも乗り物酔いを誘うこともあります。
もらいゲロという言葉もありますが、胃酸の酸っぱい独特な臭いもよくありせん。
私自身、車に乗っているときにレモンガムを食べていたら酔って嘔吐したことがありました。
あの酸っぱさは乗り物には良くないですね。
ということで乗り物酔いの原因は、三半規管と視覚情報のズレ、精神的なこと、酸っぱい味や臭い等があります。そして乗り物酔いの克服は、これらの対策をすることが克服方法です。
乗り物酔いの克服対策方法は?
以下、乗り物酔いの克服対策方法を紹介します。
チェックリストにしましたので確認してみてください。
■乗り物に乗る前に
体調管理。当日に風邪を引かないようにしたり、寝不足にならないように。
体に密着するような衣類は避けましょう。ベルトも緩めておきましょう。
車に乗る前に軽くストレッチをしておく。血流がよくなってリラックス状態になり、乗り物酔いしにくくなります。
乗り物酔いの薬などを取る。薬の効果より「酔い止めを飲んだから大丈夫!」という精神的な安心感が得られます。
乗る前に食べすぎない。胃酸が活発化するため。
■乗り物に乗っているときに
なるべく外の景色が見えるようにして「今動いている」という情報を認識する。
そのため、本やゲームなど動いている景色が見えないものは避ける。
揺れが少ない場所にすわる。運転席に近い前の座席は揺れが少ないです。
胃酸を活発化させるような、酸っぱいものを避ける。(ただし人による。梅干しが良いという人も)
可能なら窓を開けて換気をよくする。新鮮な空気を吸う。
■もし乗り物酔いしてしまったら…
ベルトなど締め付けていないか確認する。ゆるめる。
座席をすこし倒して姿勢が縮こまらないようにする。
外の景色を見る、遠くの物が良い。街路樹よりも山や空の景色を。
「絶対大丈夫」と心理的な安心感を得る。
これらのテクニックを使うことが、乗り物酔いの克服になります。
乗り物酔いを数多く経験して耐性をつける、ということでは決してありませんので覚えておきましょう。
多くの方におすすめな乗り物酔い克服テクニック
さて、多くの方から評判の乗り物酔い克服テクニックを紹介します。
乗り物酔いになったらどうすれば良いのか。
それは…キンキンに冷たいものを口に含むです。
冷たければなんでも良いです。氷でもアイスでもシャーベットでも氷水でも構いません。これで車酔いが治まります。
なぜかというと口に冷たいものを含むことで口内の神経に刺激がいき、自律神経のバランスが整って元の状態に戻るからです。多くの方が試してみた結果、車酔い対策としていい感じだということで知られるようになりました。
ということで、車酔い予防方法としてお試しください。
さすがにアイスを常備するのはできませんが、前日に水のペットボトルを凍らせることはできるでしょう。水筒に氷を入れることもできると思います。
お子様の車酔いが心配なら凍らせた水のペットボトル等を持たせてみてください。(その際はペットボトル袋にいれましょう。裸のペットボトルだと水滴がつきまくるので。)
そして少しでも酔いを感じたら、口に含ませるのです。