緑茶というと、きゅうすにお湯を入れて湯呑みで飲むイメージがあります。
しかし、最近では緑茶の水出しも流行ってきているのですよ。
健康雑誌や番組では度々取り上げられていますので、興味のある方は緑茶の水出しにチャレンジしてみてください。
小さなお子さんからお年寄りの方にまでおすすめします。
ということで今回は。緑茶の水出しについて紹介します。
緑茶の水出しはどんな効果?違いは?
水出しの緑茶の効果といえば、ビタミンCが豊富ということです。
もともと緑茶のにはビタミンCが豊富に含まれています。
しかしビタミンCは熱に弱く、熱湯で緑茶をつくるとビタミンCは壊れてしまいます。
ところが水出しであればビタミンCが壊れずお茶に含まれるので、通常と比べてビタミンCが豊富になるのです。これが水出し緑茶の効果です。
ビタミンCといえばお肌の健康維持に必要不可欠な栄養です。
なので肌ツヤが気になる方にも水出し緑茶はおすすめできます。
またEGCとよばれる、エピガロカテキンも豊富になります。いわゆるお茶カテキンと呼ばれるものです。
エピガロカテキンもやはり熱で変性してしまい、栄養が損なわれます。
そこで水出しの緑茶なら、変性せずにお茶に含まれるようになります。
エピガロカテキンはのどや鼻などの粘膜の働きを促進する効果があります。
なので水出し緑茶なら風邪の菌を殺菌して予防してくれる力が高まります。
結果的にインフルエンザや風邪の予防につながる効果が期待できるのです。
このように水出し緑茶のほうが、ビタミンCとエピガロカテキンが豊富になる効果があります。
緑茶の水出しの作り方、量や容器を用意しよう。期限は2,3日。
では、さっそく緑茶も水出しを作ってみましょう。作り方はシンプルです。
用意するものは茶葉、ティーパック、容器(入れ物)です
まずお好みの茶葉を用意しましょう。
茶葉も賞味期限があり、時間が立つと劣化すると考えてください。
なので、なるべく収穫してすぐに乾燥された茶葉を選びましょう。
量も1ヶ月以内で使い切れる量を購入します。使わない茶葉は乾燥剤をいれて冷暗所に保存します。
次にアイス用のティーパックに茶葉を入れます。大さじ3杯の量の茶葉を入れます。
そして容器に水を1L入れて、茶葉の入ったティーパックをいれます。
あとは冷蔵庫に入れて数時間おけば緑茶の水出しは完成です。
容器は1リットル以上の容量のものが望ましいです。
今ではお茶の水出し用の容器もありますので、それがベストですね。
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水出し緑茶の期限は冷蔵保存で2~3日が限度です。
なるべくできたてを飲むようにしましょう。
そしてお茶の茶殻はお菓子の材料にしたり、ごはんにかけたりして最後まで味わいましょう。
緑茶の水出しのカフェインは?忙しい時は粉末タイプもアリ。
ちなみに、この緑茶の水出しですがカフェインはほとんど入りません。
なぜならカフェインは高温(約80℃以上)でないと抽出されにくいためです。
水出しなら常温以下の水ですので、カフェインがほぼ入らないのです。
なので妊婦さんや寝る前のお茶として愛飲されているんですね。
茶葉から作ると茶殻がでたり、ティーパックの準備が面倒と感じるかもしれません。
そんなときは粉末タイプのものを使うのもいいでしょう。
ただし粉末タイプのものはすでに加熱処理がほどこされているものもあり、そういうのはビタミンCなどの栄養素はそれほど望めません。
茶葉をまるごと粉末乾燥させたものがいいですね。
忙しい時や水出しの味をお試ししたい方は粉末で水出しを作ってみましょう。
まとめ
はい、まとめると
- 緑茶の水出しの効果は熱に弱いビタミンCやエピガロカテキンが豊富になる。
- なので肌ツヤの栄養補給、インフルエンザや風邪予防におすすめ。
- 緑茶の水出しの作り方は茶葉をティーパックにいれて、水に浸して数時間で完成。
- 緑茶の水出しの量は、茶葉大さじ3杯のティーパックに対して水1L
- なので緑茶の水出しの容器は1L以上の容量を用意。
- 水出し緑茶の期限は冷蔵保存で2、3日
- 時間がない時は粉末の水出し緑茶もアリ。(ただし栄養は望めない)
- 水出し緑茶ならカフェインがほとんどない。
ぜひ水出し緑茶を楽しんでみてください。