いちじくは美味しい上に栄養があって人気のフルーツですね。
ドライフルーツとしても食べることができますので、常備しておきたいものです。
最近ではいちじくの栄養や効果効能に注目が集まっています。
とくに女性にとって嬉しいフルーツですので、積極的に食べてみてください。
ただし食べ過ぎには注意が必要ですよ。
今回はいちじくの旬や栄養、効果効能について紹介します。
目次
いちじくの旬は?
いちじくの美味しい旬は夏の終わり~秋にかけてが、いちじくの旬になります。
8月下旬~11月くらいまでが旬になります。
この時期になるとスーパーでも目にするようになると思いますね。
ちなみに旬の時にドライフルーツづくりも盛んになります。旬のいちじくを乾燥させてドライフルーツにするわけですね。
なのでいちじくの旬ではない時期にはドライフルーツを購入するのもいいでしょう。
栄養が詰まってますし、日持ちしますのでおすすめです。
いちじくの栄養は?
いちじくの栄養は様々あります。
食物繊維やカルシウム、鉄分、マグネシウム、ペクチン、フィシン、植物性エストロゲンなども含まれています。
カルシウムは骨の生成に大切な栄養ですし、鉄分は貧血ぎみのかたが摂取すべき栄養です。
いちじくの代表栄養1.ペクチン
特筆すべきはペクチンですね。ペクチンはリンゴなど他の果物にも含まれている栄養で、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
もし便秘でお困りの方や、腸内環境のためにヨーグルトを食べている方はいちじくも食べてみてください。
食物繊維とあいまって、スッキリとした腸内環境にしてくれます。
他にもペクチンは成人病の原因とも言われる、悪玉コレステロール値を下げてくれる働きもあります。健康診断などでコレステロールのバランスが崩れていると思ったら、いちじくを食べましょう。
悪玉コレステロール値をさげることで血液をサラサラにして、動脈硬化の防止になります。
いちじくの代表栄養2.フィシン
フィシンという栄養もいちじくの特徴的な栄養です。
これはタンパク質分解酵素と呼ばれる栄養で、胃での消化を助けてくれる酵素です。
なので食後のデザートや食感のおやつとしていちじくを食べると、前の(又は次の)食事の消化を助けてくれるのです。
ちなみにこのフィシンというのはタンパク質分解酵素というだけあって、タンパク質を分解します。いちじくを食べると口がピリピリするとおもいますが、実はフィシンが口内のタンパク質を分解しているのです。
いちじくの成分を配合した洗顔料も販売されていますが、これも余分な顔のタンパク質を分解するフィシンのおかげです。
『分解する』というと危険に思うかもしれませんが、もちろん人間にとっては微々たるものなので気にする必要はありません。
いちじくの代表栄養3.植物性エストロゲン(女性におすすめ)
いちじくが女性にとって嬉しいのは、植物性エストロゲンという栄養です。
なぜなら植物性エストロゲンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするからです。
エストロゲンは卵胞ホルモンと呼ばれ、生理が終わった後~排卵の間に分泌されます。
もし女性のエストロゲンが不足をすると…
- 生理不順
- 肌荒れ
- 薄毛
といったことを引き起こします。
そうならないためにも、植物性エストロゲンなどを適度に補給することが防止につながります。ちなみに植物性エストロゲンでバストアップの効果も言われていますので、気になる方は食べ続けてみましょう。
いちじくの食べ過ぎに注意!
ただし、早く効果を得たいからといっていちじくをたくさん食べるのは控えましょう。
植物性エストロゲンを沢山摂取するとガンのリスクが高まるからです。
実はエストロゲンは乳がん細胞のエサにもなり、体内のエストロゲンを増やすことはがん細胞のエサを増やして増殖させることになるからです。
それにいちじくは食物繊維が豊富なのですが、沢山たべすぎると下痢っぽくなりますからね。
何事もほどほどが一番です。
適度にいちじくをたべて適度な運動習慣があれば、がん細胞のエサが増えようと免疫力によってがん細胞は死滅しますしね。
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まとめ
はい、ということでまとめると…
- いちじくの旬は8月下旬~11月。
- いちじくの栄養はカルシウム、鉄分、マグネシウム、ペクチン、フィシン、植物性エストロゲンなど。
- ペクチンは腸内環境をスッキリさせてくれる。フィチンは消化を助けてくれる。
- 植物性エストロゲンは女性ホルモンのエストロゲンと似た作用をもつ。生理不順やバスアップ、美肌のサポート。
- いちじくの食べ過ぎには注意。1日3、4個くらいにとどめておく。
という具合ですね。いちじくを食べてみましょう。