いつのまにか足にタコができることってありますよね。
足が痛いので確認してみると、タコができていた…ということはけっこうあります。
足の甲や足の親指の外側など場所は様々です。
可能な限り早く直してしまいたいところですが、治療はどうすれば良いのでしょうか。
除去することは可能なのでしょうか。
そもそも足のタコの原因はどういったものがあるのでしょうか。
今回は足のタコの治療、除去、原因や痛いときの対処について紹介します。
足のタコができる原因とは
足のタコですが原因があります。それは
- 履いている靴が合っていない
- 足に負担のかかる生活(立ち仕事、歩き方がよくないなど)
というのが原因です。
そもそも足のタコというものは、角質(皮膚)が固まったものです。
美容に詳しい方なら角質というものをご存知でしょう。
人間の皮膚は外からの強い刺激を受けると、そこに皮膚が集中して皮が厚くなります。
ギター奏者や農家さんの指の皮は、厚く固くなっているのがイメージできるかと思います。
それは手に強い刺激を受け続けているので、皮膚が厚くなっているのです。
そして足のタコも同じ原理です。
歩き方が悪かったり、靴が合っていないと足の一部だけに刺激が加わり続けることになります。するとそこだけ皮膚が厚くなるのです。これがタコの原因です。
足の指先や、かかと、親指の裏、親指の外側、足の甲などはタコができやすい場所です。
やはりそのへんは歩くときの負担がかかりやすい場所であり、結果的にタコになりやすいのです。
足のタコとうおのめの違いは?
ちなみに足のタコと同じようなもので、魚の目(うおのめ)というものがあります。
一見似ているようですが、全くの別物です。
最大の違う点は、歩く時に痛みがあるかどうかです。
タコは単なる皮膚の厚みなので痛くありません。
一方で魚の目は中心部分がゴリッとしており、痛みがあります。
なぜ痛みがあるかというと角質の固まりが体内の神経細胞にまで到達して、神経に刺激を与えるほど深くなっているからです。
神経まで到達していないのがタコ、神経まで到達してしまったのが魚の目といえますね。
もし足のタコが痛いと感じる場合は、魚の目と呼んだほうがいいかもしれません。
足のタコの治療、除去方法
タコは痛みはありませんが、なるべく早く対処するといいですね。
実はタコの治療や除去がちゃんとあり、自分で治療も可能なのです。
治療の方法はタコでも魚の目でも同じなので痛みがあろうがなかろうが、治してしまいましょう。
まず治療は、病院と自分で行う方法の2パターンあります。
病院で行う場合は皮膚科に行きましょう。
皮膚をちょこと削って薬用クリームを付けて時間経過で治します。
タコに痛みがあり、うおのめ化している場合はレーザー治療をすることもあります。
次に、足のタコを自分で治す方法もあります。これは市販のお薬や治療グッズを使う事になります。代表的なのは以下ですね。
- タコ用ばんそうこうをつかう。
- タコを削る機器を使う。
- タコを塗り薬で柔らかくして治す。
タコ用ばんそうこうをつかう。
こちらのタコ用ばんそうこうは、塗り薬+ばんそうこうという機能を持っています。
角質を柔らかくして取れるようにする、サリチル酸という有効成分を含んだばんそうこうを使いましょう。
これを数日で取り替えて、タコが治療できるまではり続けます。
足のタコカッターを使う
薬ではなく、ガリガリと削って除去したい方はタコを削る器具を使いましょう。
魚の目削り、角質カッターと呼ばれる器具です。
使い方はお風呂上がりの皮膚が柔らかくなっている時に、カッターでタコを少しずつ削ります。
あまり強くガリガリとやるとタコ以外の皮膚も削れてしまいますので、慎重に行いましょう。
少しずつ根気強く繰り返すことでタコの除去治療ができますよ。
足タコの薬を使う
最後に塗り薬です。
これは先程紹介しましたが皮膚が柔らかくする、サリチル酸を含む塗り薬を塗り続けます。
そしてばんそうこうや包帯などで、タコの部分を包みます。
すでにばんそうこうがある場合は、この塗り薬だけでもいいでしょう。
さて、タコが治療できたら再発防止も心がけましょう。
具体的には足に合う靴を買ったり、合わないと感じたらインソール(中敷き)を使いましょう。
とくに中敷きはあると無いとでは足への負担の分散がだいぶ違います。
これだけでタコの防止はかなりできます。
まとめ
はい、まとめますと
- 足のタコの原因は足への刺激がかたよって、そこだけ皮膚が厚くなるため。
- 足のタコと魚の目の違いは、神経までタコが到達しているかどうか。
- 足のタコの治療除去は、病院か自分で治すか。
- 自分で治すなら、足のタコばんそうこう、魚の目カッター、塗り薬などで治す。
- 再発防止も忘れずに
という感じですね。参考になればと思います。