暑い日には最高のデザートになるアイスクリーム。アイスを食べるのは幸せなんですが、たまに下痢っぽくなることがありますよね。
人によってはアイスを食べると下痢になるからあまり食べられない……という方もいらっしゃるかもしれませんね。実際のところアイスを食べると下痢になるのは不思議なことではありません。
一体なぜアイスを食べると下痢になりやすくなるのでしょうか。また治し方などはあるのでしょうか。
今回は【アイスと下痢】の関係についてご紹介します
目次
なぜアイスが原因で、下痢になるの?
「アイスを食べて下痢になることがあるの?」と感じる方もいらっしゃると思います。
実はアイスを食べて下痢になることは十分にあるのです。
「そんな……。別にアイスが腐っているわけではないのに、なぜ下痢になんてなるの」と思うかもしれませんね。
アイスで下痢になる理由は色々とあります。
アイスで下痢になる理由1.冷たくて胃腸の機能が低下するから
まず1つ目は、アイスの冷たさによって胃腸の機能が低下して、下痢になりやすいということです。
胃腸は食べたものの水分を吸収するという機能があります。
正常な腸は水っぽい物もしっかりと水分を吸収してくれます。
しかし腸の機能が低下してしまうと、水の吸収がされなくなくなるため、便が下痢っぽくなるのです。
人間の体温37℃くらいの所に、マイナスの温度のものが入るわけですから、体の機能が低下しても不思議ではないんですね。
アイスで下痢になる理由2.乳成分が消化しきれないから
2つ目は、乳の成分が消化しきれないため、下痢になるということです。
バニラアイスなどは、牛乳などにも含まれる乳の成分が入っています。
乳の成分は摂取しすぎると、消化しきれずに下痢になりやすいというのがあります。
おそらく牛乳を飲みすぎたため下痢ぎみになる……という経験があるかもしれませんね。
それと同じで、バニラアイスの乳の成分が消化しきれずに、下痢の原因になってしまう、という理由もあるのですよ。
アイスで下痢になる理由3.人工添加物が入っているから
3つ目は人工甘味料などの添加物が原因で、下痢になるということです。
アイスの成分表を見てみると、非常に様々なものが入っていることがわかります。どれもこれもいわゆる添加物と呼ばれるものですね。
ご存知かと思いますが人工添加物というものはあまり体にいいものではなく、大量に摂取すると具合が悪くなったり、体に異変をきたしてしまいます。
従ってアイスを食べ過ぎてしまうと、これらの添加物が原因で、体の調子がおかしくなって、下痢になってしまうということがありますよ。
アイスを食べるなら適量にしよう
以上のような理由が原因でアイスを食べると下痢になったりします。
ただこれは食べ過ぎた場合であり、適量を食べるぶんには問題ありません。どのくらいが適量かは個人差がありますので、ご自身で「これなら下痢にならない」という量を把握しておきましょう。
基本的にはアイス一つが限度だと思います。
2個も3個も食べると、下痢になりやすいですからね。
タッパーに入ったアイスは食べ過ぎの下痢になりやすいので、しっかりと量を制限するようにしておきましょう。
確かにアイスは美味しいので、食べたい気持ちを抑えるのが大変なのも分かります。ですが、それだと後々下痢になってもっと大変になりますし、下痢以前にそもそもアイスを食べ過ぎると具合が悪くなりますからね。
その結果、ご飯が食べられなくなって、栄養不足になるのはよくないことです。
ですのでご自身がアイスを食べる際、または子供などに食べさせる際は、食べる量を守っておきましょう。
アイスの下痢の治し方は?
もし下痢になってしまったら、体を冷やさないように心がけましょう。
アイスはこれ以上食べるのを避けて、冷たい飲み物などを飲むことも止めてください。
ぬるい飲み物を飲むのです。
ぬるい飲み物なんて爽快ではないかもしれませんが、体調を改善するために体温に近いお水を飲んで、体を温めるようにするのです。
クーラーも効かせすぎないすぎないようにしてください。
あとは自然の治癒能力に任せましょう。下痢の治し方は、治癒能力にまかせるのです。1日2日もあれば治りますからね。
とにかく体を冷やしすぎないように注意しながら、日常過ごせば下痢は治ります。
まとめ
こんな感じですね。ということで【アイスと下痢】まとめますと
- アイスの冷たさによって胃腸の機能が低下するため
- 乳の成分が消化しきれないため
- 人工甘味料などの添加物が原因
- アイスの下痢を治すには、体を温めて日常を過ごす。1日、2日で治る。
せっかくの美味しいアイスも、食べ方を間違えてしまうと、下痢になってしまいますからね。
特にお子さんの体調管理などは親御さんがしっかりしないといけません。
そのためにもまずは大人がアイスの食べ方について、正しい知識を身につけることが大事なんですね。しっかりと理解した上でアイスを楽しく食べて楽しんでくださいね。