寒い時期になるとお世話になるニット。体温を包み込むような温かさは冬場において欠かせないですね。
セーターや帽子、ワンピースなので活躍してくれるニットはおしゃれな方であれば一着は持っていると思います。タートルネックのニットセーターなんかは男女共におなじみの防寒おしゃれアイテムとして定着していますよね。
さてこのニットなのですが、温かいことはとても素晴らしい反面、肌にチクチクとかゆみを発生させる事もあります。
かゆみを何とかする対策方法はないのでしょう。また、かゆみをおさえるための方法・薬などはあるのでしょうか。
今回は【ニットのかゆみ・かゆい!】についてご紹介します。
目次
ニットがかゆい!そんな時の対策方法
ニットを着用してかゆみが出る場合は、いくつか原因があります。その原因ごとに対処方法も異なってきます。
いくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
ニットにダニやノミがいる
ニットというのはふわふわしていて表面が毛羽立つような感じの作りになっていますよね。
こういったものは温かい反面、ダニやノミといった生物の温床にもなりやすくなります。
特に何度か着用してから洗わないでおくと、汗や皮膚がニット素材に残り、それが格好の餌となってしまい、繁殖しやすくなるのです。
こういう原因から、ダニやノミがいる状態でニット素材を着用すると皮膚が痒くなってしまうわけですね。
対処法としてはニットの衣類をしっかり洗って、晴れた日に野外で天日干しするといいでしょう。こうすることでダニやノミといった生物がいなくなり、スッキリ綺麗になります。
その結果、痒み(かゆみ)もなくなっていきます。
もし、着用を結構していて「最近洗ってないな」と感じたのであれば、一度洗濯するのをお勧めします。
特に帽子などは、あまり洗濯をしないまま繰り返し使ってしまいがちですからね。
汗をかいて、蒸れてしまっている
冬場の服装は厚着をしがちです。すると通気性が悪くなって、汗が発散しにくくなって、衣類の中で蒸れることがあります。
その結果、かゆいかゆい状態となります、対処方法としては、ニット衣類の中を換気するのかいいです。上着であれば襟元(えりもと)を掴んで、ボフボフと服を前後に揺すりましょう。
すこしひんやりする風を取り入れて、こもった空気を換気をするのです。帽子であればパッと脱いでみましょう。汗をかいていたら、ハンカチなどで拭き取りましょう。
こうすることで通気性がよくなって、蒸れることもなくなります。
ニットと皮膚との相性が悪い
清潔なニットにもかかわらずかゆみが出る場合は、皮膚との相性が悪いということもあります。乾燥肌だったり、かぶれやすい皮膚の方はニットとの相性が合わない傾向があります。
ですので薬を使ったり、他の商品にする、刺激の弱い素材に変えるという方法をおすすめします。
薬で対処する
まず、痒い(かゆい)場合は薬で対応するという方法があります。
痒み止めがドラッグストアなどで販売されていますので、以下のような薬を見てみると良いでしょう。
こちらの薬を塗り薬として塗ることで、かゆみが治ることがあります。
ただ、かゆみ止めの薬というのはぬるっと油っぽい感じの商品が多いです。なのでもしかしたら、ぬるぬる感が好きじゃないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
他の商品・素材に変える
もし薬で対処できない(or 薬に頼りたくない)場合は、ニット以外の商品を選ぶといいでしょう。防寒はジャケットに変更してみたり、コートを着用するといった具合です。
また、ニットの中でも刺激の弱くて温かい素材なのはコットン・フリースです。
とくにフリース素材ならばチクチクしませんし十分温かいので、寒い時期にも活躍してくれれるでしょう。今後はコットンやフリース素材のものを選んでみてください。
下着を着用する
肌に触れる面積をなるべく少なくしましょう。そのためには重ね着をするなどして、肌とニットが触れる面積を少なくするようにしましょう。
長袖のシャツなどが大活躍してくれますよ。
帽子の場合はなるべく地肌に触れないように、かぶり方を工夫してみてください。
慣れる
今すぐの対処方法ではありませんが、最終的に慣れるというのも解決方法の一つです。
慣れていない衣類というのは、最初の段階では違和感を感じてしまうものです。
そのため痒くなってしまうこともあります。
ですが、一度洗濯をして何度も着用を続けることで、次第に皮膚とニットの肌感覚が馴染んできます。そうすると痒みも感じなくなってくるのですよ。
ということで、痒いのを適度に我慢しつつ、何度も着用続けて体を慣らす方法もお勧めします。
まとめ
はい、ということでまとめますと
- ニット着用でかゆい原因はいくつかある
- ダニやノミがいるなら、洗濯
- 汗で蒸れているなら、通気性をよくする
- かゆくなりやすい肌体質なら、かゆみ止め薬・刺激の弱いコットン素材・下着を着て触れる面積を減らす
- 使い始めならば、ある程度慣れるのを待つ
という感じですね。せっかくのぽかぽかニットですので、いろいろと工夫して快適に着てみてくださいね。